「放課後ルアータイムとは」
中学生の頃、僕はバスフィッシングに夢中だった!
なぜバス釣りを始めたのか、
親が釣りをするのでもなく、
友達に誘われたのでもなく、
今では、何故釣りを始めたのかは覚えていないが、
バス釣りに夢中だった!
当時は、今のように情報もなく、
ブラックバスは小魚を食べているから、
リアルな形でリアルな色であればあるほど、
バスは釣れると思い込んでいた。
しかし、ある日見たビデオで、ビールの缶のルアーで、
バスを何匹も釣っていたのを見て衝撃を受けた!
そこでルアーフィッシングの、
恐ろしく深い沼に入った気がする。
同時期、僕はプラモデルにもハマっていた。
飛行機、船、戦車、車、バイク。
男子なら一度は通る道であるプラモデル。
僕は他の男子よりたくさん作った。
授業中も小さいパーツをコソコソ組んでいたぐらいだ。
そして、放課後はすぐ家に帰って、
ロッドを持って自転車で釣りに行き、
暗くなって帰ったらプラモデルを作った。
釣り → プラモデル → 釣り → プラモデル
この繰り返しの中で、
自然と飛行機のルアーを作ってみようと思った。
モチーフにしたのは、
世界で一番最初に音速飛行に成功した、
「BELL-X1」と言う実験機。
主翼はアルミを切って、
よくある羽モノを真似て、
垂直尾翼はそのまま削って造形し、
尾翼は無くした、
僕のオリジナルルアーが完成した。
そう!この頃の延長で、今も僕はルアーを作っている!
放課後、カバンをロッドに持ち替えて釣りに行く、
あの時のワクワクをアナタに…。
放課後ルアータイム 代表 井上 翔太朗